「そろそろ結婚したい」
そう思い始めたのは、たぶん26歳くらい。
まわりがどんどん結婚して、結婚式の招待状が届くたびに焦りだけが募っていった。
でも、今思えば…
私は“結婚そのもの”を望んでいたというより、
「誰かに大切にされたい」「安心できる居場所が欲しい」
そんな“感情”を求めていたのかもしれない。
仲人さんと話したり、夢ノートを書いたり、
自分の感情にちゃんと向き合うようになってから、少しずつ見えてきた。
結婚したい理由は
「誰かと一緒にいる安心感が欲しいんじゃないか」って。
今、9年前を振り返れば、結婚したいと思った理由は、
目先のゴールの“結婚”じゃなくて、
未来の“つながり”や“信頼”を望んでいたように思う。
9年前の自分には分からなかったな(笑)
「結婚したら幸せ」
そう信じていたけど、
本当に大事だったのは、“どんな人と、どんな毎日を築けるか”だった。
実際、今の旦那と出会って思うのは、
“安心できる人と過ごす日々”こそが、自分の幸せだということ。
結婚=幸せ
じゃなくて、
「幸せのカタチを自分で見つけること」
それが、私にとって一番大切なことだったんだと思う。
「結婚」はゴールじゃない。
むしろ、新しいスタート。
誰かと一緒に生きるって、そういうことなんだなって、
今なら心から思えます。